ベトナムの伝統工芸品

ベトナムにの伝統工芸品には、いろいろな種類のものがあります。ここでは、その代表的なものについてお話したいと思います。

ベトナムで一番有名な工芸品のひとつとも言われる、漆塗りの板や家具や小物などに、貝殻で模様が彫ってある工芸品があります。ベトナムは有名な漆の産地で、昔から漆工芸が発達していました。カラー漆を使って板に絵を描いたり、貝殻や卵の殻で絵を描いたりするのもなど、様々です。

また、シルクもベトナムでは有名で、ハノイやフエ、ダラットなどが主な産地として知られています。なので、シルク製品はもちろんなのですが、糸を一本ずつ自然染料で染色して刺繍をする、シルク刺繍もベトナムの特産物のひとつです。遠くから眺めると、まるで油絵のように見えるのですが、近づいてよく見てみると、一本一本糸で作られた刺繍絵である、という細部までの細かい作業が刺繍絵の魅力となっています。

バッチャン焼きと呼ばれる、ハノイ近郊のバッチャン村で作られている陶磁器もベトナムで有名な工芸品のひとつです。シンプルなデザインと独特の色合いで西洋人にも人気となっています。一言でバチャン焼きといっても、いくつかのスタイルがあって、赤、緑、黄の色絵筆で花や鳥とんぼなどを描いた伝統絵柄のもの、美しい青緑に染まった青磁、真っ白な磁器で、カーブで表したデザインが特徴のもの、安南染めと言う、白磁の釉下に青く絵付けをしたものなどがあります。

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